東播特産大麦を使った朝食向け商品として、県立農業高校(加古川市平岡町新在家)の2年生が食品メーカー「オイシス」(伊丹市)とコラボし、甘さ控えめの焼きドーナツを開発した。有意義な朝の過ごし方を提案する県の「HYOGOアサ@プロジェクト」の一環で、2023年、24年に続く第3弾だ。「慌ただしい朝でも、おやつ感覚で食べられる」と生徒たち。来年3月の発売を目指す。(増井哲夫)
■食品メーカーとコラボ 来春発売目指す
地域資源を活用して魅力的な新商品を生み出そうと、同校とオイシス、JA兵庫南、東播磨県民局は22年に連携協定を締結。同プロジェクトとして、23年度は大麦粉を使った三つの味のシフォンケーキ、24年度は焙煎(ばいせん)大麦の粉末を混ぜたクリームパンとスコーンを、それぞれ県農生が考案し、オイシスが商品化。コンビニやスーパーなどで期間限定販売され、いずれも人気を博した。
























