水戸市で記者団の取材に応じる国民民主党の玉木代表=15日午後
 水戸市で記者団の取材に応じる国民民主党の玉木代表=15日午後

 国民民主党の玉木雄一郎代表は15日、自民党の次期総裁に対し、党が掲げる所得税の「年収の壁」の178万円への引き上げと、ガソリン税の暫定税率廃止を改めて要求した。水戸市で記者団に「実現してくれる人が総裁になった場合はわれわれも協力したい。どれだけ熱意を持って実現する方針なのかを総裁選中に見極めたい」と述べた。

 連立政権の枠組みについては「いきなり連立というのは簡単でない。政策を実現し、信頼関係を積み重ねる中で選択肢が広がったり、狭まったりする」と指摘。野党で連立を組む場合は「原発を含むエネルギー政策や、安全保障政策がどれだけ一致するかが判断基準になる」とした。