三田市の事件・事故
三田市の事件・事故

 15日午後、兵庫県三田市に住む無職男性(82)が「医療費の還付金名目で現金をだまし取られた」と兵庫県警三田署に届けた。署によると、男性は約150万円を詐取されたといい、電子計算機使用詐欺事件として調べている。

 署によると、15日午後2時前、男性の携帯電話に三田市役所の職員を名乗る男から「医療費の還付金がある。担当する係があるので変わる」と電話があった。続いて銀行員を装う男が電話に出て「ATMで手続きできる」と告げたという。

 男性はすぐに金融機関に向かい、銀行員を装う男に指示されるままATMを操作し、計2回現金を振り込んだ。1度目に約100万円を入金した際に男から「エラーが出たので別のカードを使ってくれ」と言われ、再度約50万円を振り込んだ。

 男性は親族に相談し、詐欺と気付いた。