【ロサンゼルス共同】米保守系政治活動家チャーリー・カーク氏(31)が射殺された事件で、検察は16日、タイラー・ロビンソン容疑者(22)を殺人など7件の容疑で訴追し、死刑を求刑する方針を表明した。容疑者は事件後、カーク氏がトランスジェンダーらへの憎悪を広めているとして「交渉では解決できない」と交際相手に伝えていたと明らかにした。
検察の資料によると、ロビンソン容疑者は男性から女性に性転換中の交際相手と同居していた。事件後、交際相手に「私がやった」とのテキストメッセージを送り、事件の1週間ほど前から計画していたと打ち明けた。
家族の話として容疑者が最近、左派的な考えを強め、トランスジェンダーらの権利を支持していたと指摘。凶器とみられるライフルの引き金から検出されたDNA型が容疑者のものと一致した。