TOTOは8日、トイレにまつわるエピソードを詠んだ第21回「トイレ川柳」の入選作40句を発表した。最優秀賞には「知らんやろ 出た快感を AI(人工知能)は」を選んだ。選考したコピーライター仲畑貴志さんは「AIは肉体感をともなう実感を得ることは難しい。トイレから人類との関係性を考える大きな表現」と評価した。
今年は過去最多の計4万925句の応募があった。優秀賞には「公衆の トイレは町の 通知表」をはじめとした9句、仲畑貴志賞には「孫とじい トイレ争う 仲になる」など3句が選ばれた。
入選作のうち20句はトイレットペーパー型の川柳集にプリントし、11月10日に発行する予定。