町田-神戸 前半、町田・藤尾(9)に先制点を許す(撮影・丸山桃奈)
町田-神戸 前半、町田・藤尾(9)に先制点を許す(撮影・丸山桃奈)

 サッカーの第105回天皇杯全日本選手権は22日、東京・国立競技場で決勝があり、Jリーグ1部(J1)のヴィッセル神戸は1-3でJ1のFC町田ゼルビアに敗れ、連覇を逃した。

 ぼうぜんと立ち尽くした神戸イレブンの眼前に、1年前に味わった歓喜の光景が広がっていた。「あそこにいる想像しかしていなかった」と主将の山川。3季ぶりに国内無冠に終わり、吉田監督は沈痛な面持ちで「自分の責任」と繰り返した。