高市早苗首相は27日午前、東南アジア諸国連合(ASEAN)との首脳会議などを終え、マレーシアから政府専用機で羽田空港に帰国した。会議では、法の支配に基づく国際秩序と「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」を推進する方針で一致。同志国軍を支援する枠組み「政府安全保障能力強化支援(OSA)」の対象国を拡大し、海洋安保分野で協力を推進すると伝えた。
マレーシアやフィリピン、オーストラリア各国首脳との個別会談も行い、本格的な外交デビューとなった。滞在中にはトランプ米大統領と電話会談も行った。28日には東京都内でトランプ氏と初となる対面での首脳会談を予定している。

























