6日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=153円台後半で取引された。
午後5時現在は前日比32銭円安ドル高の1ドル=153円86~88銭。ユーロは69銭円安ユーロ高の1ユーロ=177円07~11銭。
前日発表された米雇用関連指標が堅調だったことを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による今後の利下げ期待が後退。日米の金利差がなかなか縮まらないとの観測から円を売ってドルを買う動きが優勢だった。
日経平均株価が上昇し、投資家がリスクを取る姿勢を強めたことも低リスク資産とされる円の売りを後押しした。市場関係者は「株価の変動が激しく、先行きが見通しにくい展開だ」と話した。
























