不動産管理会社「ハナマサ」(東京)の株主権を巡る民事訴訟で偽造書類を東京地裁に提出したとして、警視庁暴力団対策課は13日までに、有印私文書偽造・同行使などの疑いで東京都渋谷区、職業不詳松沢泰生容疑者(74)ら男女3人を逮捕した。会社を乗っ取ろうとしたとみて調べる。
暴対課などによると、同社は業務用スーパー「肉のハナマサ」を運営していたが、2008年ごろから事業譲渡し、現在は関係がない。
3人の逮捕容疑は共謀して23年3月8日と24年1月25日、同社前代表の60代男性との株主権を巡る民事訴訟などで、偽造した株式譲渡契約書と株券を地裁に提出した疑い。暴対課は認否を明らかにしていない。
























