本殿への参拝一番乗りを目指す伝統神事「福男選び」が20日、群馬県桐生市の桐生西宮神社で開催された。白み始めた寒空の下、参加した男女計約100人が早朝の号令を合図に、参道からの約230メートルを駆け抜け、境内は熱気に包まれた。
毎年1月に福男選びを行う本社の西宮神社(兵庫県西宮市)から公認を受け、今年で2回目。秋季大祭「えびす講」に合わせ、男女の部各約50人に分かれて実施した。
本殿に先頭で到着し、男性の「一番福」となった群馬県みどり市の中学校教諭水嶋悠太さん(30)は「良いスタートダッシュができた。学校の子どもたちに報告したい」と笑顔を見せた。
























