大規模火災の被災者支援強化などに向けて大分県が開いた会合=28日午前、大分県庁
 大規模火災の被災者支援強化などに向けて大分県が開いた会合=28日午前、大分県庁

 大分市佐賀関の大規模火災に関し、国土交通省は28日、九州地方整備局にまちづくりや住まいに関する支援チームを設置したことを明らかにした。一方で、内閣府は激甚災害指定の対象にはならないとの見通しを示した。県は被災者への支援強化や地域の復旧・復興に向けた生活再建支援本部(仮称)の初会合を開いた。

 支援チームは26日に設置した。金子恭之国交相は28日の記者会見で「(新潟県)糸魚川市の過去の類似火災事例も踏まえ、技術的支援や財政的支援に最大限努める」と強調。被災者が入居できる公営住宅を確保したとも述べた。