地震があった青森県八戸市内の視察を終え、取材に応じる宮下宗一郎知事(右端)=10日
 地震があった青森県八戸市内の視察を終え、取材に応じる宮下宗一郎知事(右端)=10日

 青森県は11日、震度6強を観測した地震による県内の負傷者が午前8時半時点で6人減り、31人になったと発表した。負傷者は北海道、岩手県と合わせて3道県で計46人になった。

 青森県によると、入院病棟が一部浸水したむつ総合病院(同県むつ市)から転院搬送された入院患者を、地震によるけが人として計上していたことが判明。また自ら医療機関を訪れた負傷者などを新たに計上し、人数を修正した。

 各道県への取材では、北海道で11人、岩手県で4人がけがをした。