石原宏高環境相は16日の記者会見で、大規模太陽光発電所(メガソーラー)について、環境影響評価(アセスメント)を義務付ける対象を拡大する意向を明らかにした。環境破壊につながる開発を防止する狙いで、政府が年内にまとめるメガソーラーの規制強化策に盛り込む。
石原氏は「現時点で(対象拡大の)規模を示すのは難しいが、いろいろな観点から見直しを考えている」と述べた。
現行のアセスメントは、発電出力4万キロワット以上の場合は必須で、3万キロワット以上4万キロワット未満の場合は国が必要だと認めた場合に対象となる。関係者によると、この基準を引き下げる。国がアセスメントの必要性を判断する際の基準も明確にする。
























