阪神タイガースが運営を支援する地域クラブの立ち上げを発表した(左から)西宮市の藤岡謙一教育長、嶌村聡球団本部長、水口栄二さん=西宮市役所
阪神タイガースが運営を支援する地域クラブの立ち上げを発表した(左から)西宮市の藤岡謙一教育長、嶌村聡球団本部長、水口栄二さん=西宮市役所

 公立中学校の部活動の運営を民間に委ねる「地域展開(地域移行)」を巡り、プロ野球阪神タイガースは、西宮市内に球団が運営を支援する軟式野球クラブを3チーム立ち上げると発表した。真砂、瓦木、大社の3中学校を拠点とする。球団OBが週1回の指導に当たり、地域クラブを集めた「タイガースカップ」を年1回、市と共催するという。(堀内達成)

市と共催「タイガースカップ」も

 市は来年8月末に現在の形での部活動を終了し、同9月から「プレみや(プレイにしのみや)」の名前で地域が担う予定にしている。同球団とは昨年7月、連携協定を結んでおり今回、その具体案が公表された。