日本国際博覧会協会(万博協会)は18日、大阪・関西万博の来場者輸送実績の報告書を公表した。交通機関別に見ると、会場に直結する地下鉄の大阪メトロ中央線が71・6%を占め、開幕前の想定より利用が集中。自家用車を専用駐車場に止めバスに乗り継ぐ「パーク・アンド・ライド(P&R)」は7・9%で低迷した。
ほかに、主要駅などと会場を結ぶシャトルバスは11・7%、学校遠足などに活用された団体バスは5・0%、タクシーは3・2%だった。
開幕前の想定では、中央線58・6%、P&R15・5%、シャトルバス11・4%と見込んでいたが、P&Rの利用実績は半分程度にとどまった。
























