四国電力の宮本喜弘社長は19日、東京都内で記者会見し、洋上風力発電について「大きなポテンシャルがある。脱炭素化に向け中長期的な観点で取り組む」と述べた。四国の太平洋側は水深が深い特徴があることから「浮体式に乗り出していきたい」と意欲を示した。
宮本氏は、再生可能エネルギー拡大の課題にコスト高を挙げ「大規模な開発は難しいが、小規模な開発を続けながら国内外で取り組む」と語った。洋上風力に関しては「再エネの比率を増やすために参画が必要だ」と強調した。
電力需要の増大に向け、データセンター(DC)の誘致を担う専門部署を設置したと説明。候補地の調査や通信インフラの整備を進めているという。
























