【ラムソー(オーストリア)共同】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は20日、オーストリアのラムソーで個人戦が行われ、男子第6戦の日本勢は、山本涼太(長野日野自動車)の32位が最高だった。前半飛躍(ヒルサイズ=HS98メートル)で28位にとどまり、後半距離(10キロ)でも順位を落とした。

 ビンツェンツ・ガイガー(ドイツ)が前半15位から逆転して、今季初勝利、通算18勝目を挙げた。谷地宙(JAL)は36位、成田絆(小坂町ク)は42位、畔上祥吾(岐阜日野自動車)は46位、渡部善斗(北野建設)は47位、木村幸大(岐阜日野自動車)は56位だった。

 女子第4戦は葛西優奈(早大)が9位。前半飛躍(HS98メートル)で10位につけ、後半距離(5キロ)で順位を上げた。海沼優月(秋田・鹿角高)は15位だった。イダマリエ・ハーゲン(ノルウェー)が今季3勝目で、通算勝利数を20とした。