PFASについて国の動向などが報告された勉強会=明石市大久保町ゆりのき通1
PFASについて国の動向などが報告された勉強会=明石市大久保町ゆりのき通1

 健康への影響が懸念される有機フッ素化合物(PFAS)について最新情報を学ぶ勉強会が19日、明石市大久保町ゆりのき通1のあかし保健所で開かれた。市民や市議会議員ら約90人を前に、国や県、明石市の担当者らが現状や取り組みを報告した。(森 信弘)

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 明石川流域では、国の暫定目標値を超える濃度が確認されている。市民有志が受けた血液検査で約半数が米国の指針値(7種類のPFASの合計が血液1ミリリットル当たり20ナノグラム=ナノは10億分の1)を超えるなどしており、市が企画した。PFASについて、国の担当者を自治体が招くこうした会合は珍しいという。