仙台検察審査会は22日までに、昨年10月の衆院選宮城2区で対立候補に関するうその情報を記したビラを配ったとして、名誉毀損の疑いで不起訴となった早坂敦元衆院議員(日本維新の会)の陣営関係者4人について、捜査に不十分な点があるとして「不起訴不当」と議決した。公選法違反(虚偽事項の公表)については、4人のうち2人を「不起訴不当」とした。
宮城県警は今年1月、自民党から立候補した秋葉賢也元衆院議員に関する虚偽の事実を記したビラを住宅に配布したとして、公選法違反容疑で書類送検。仙台地検は2月、嫌疑不十分で不起訴とした。その後、秋葉氏が名誉毀損の疑いで告訴したが、不起訴となり、審査を申し立てていた。























