公立の小中高校と特別支援学校で、2024年度に精神疾患で休職した教員が7087人だったことが22日、文部科学省の調査で分かった。全体の0・77%に当たり、過去最多だった前年度より32人減ったものの、2年連続で7千人台となった。
精神疾患による休職者は20年度まで5千人前後だったが、21年度から増加傾向が続いていた。文科省の担当者は「大変な危機感を持って対応しなければならない」としている。
調査によると、年代別では30代が2118人と最も多く、次いで50代以上の1892人だった。学校種別では、約半数が小学校だった。
























