岐阜地検大垣支部は24日、真夏日にエンジンを切った車内に飼い犬を約4時間放置したなどとして、動物愛護法違反などの疑いで書類送検された飼い主の男性(51)を不起訴処分とした。「諸般の事情を考慮し、慎重に検討した」としている。

 男性は7月20日午後0時40分~4時50分ごろ、岐阜県大垣市のショッピングモール駐車場に止めた車の中に雄のダックスフント1匹を放置し衰弱させたなどとして書類送検された。犬は通行人に発見され、動物病院で治療を受け命は助かった。