【モスクワ共同】モスクワの仲裁裁判所は24日までに、ウクライナ侵攻に反対してロシアを出国したとされるチュバイス元第1副首相の資産119億ルーブル(約237億円)相当を差し押さえる決定をした。タス通信などが報じた。
チュバイス氏が2008~20年に会長を務めたナノテクノロジー開発の国営企業ロスナノが12日、チュバイス氏を含む同社元幹部ら計13人に対する資産差し押さえの訴えを起こしていた。
訴えによると、11年にチュバイス氏らが承認したプロジェクトはロシアでの生産を目的としたが、全投資が「外国資本を含む法人への資金提供に費やされた」としている。
























