首都高速道路は24日、1キロ当たりの通行料金水準を2026年10月から10%引き上げると発表した。物価高や人件費上昇で維持管理費が増大したため。抜本的な値上げは、現行の料金制度に移行した16年以降初めて。他の高速道路各社の値上げ判断に影響する可能性もある。
通行料金は距離に応じて加算される仕組みで、1キロ当たり29・52円(普通車)。改定案は32・472円に引き上げる。55キロ以上走った場合に適用される上限料金も、現行の1950円から2130円とする。
首都高の23年度の維持管理費は、14年度比で約1・4倍に膨張した。
























