和歌山県那智勝浦町の世界遺産・熊野那智大社の境内に飾られている干支の大絵馬が、26日までに「巳」から来年の「午」へかけ替えられた。
大絵馬は大社の男成洋三宮司(72)が描いたもので縦約3メートル、横約4メートル。神の乗り物とされる白馬が前脚を上げて躍動する姿を中央に、那智の滝に昇る初日の出が描かれている。飛躍する年になるようにとの願いを込めたという。
かけ替えは15日に行われ、一足早い「午」の登場に、参拝客らはスマートフォンなどで盛んに撮影していた。京都府舞鶴市から旅行で訪れた河田節子さん(71)は「私はうま年生まれ。かけ替えが見られて良かった。来年はいい年になりそう」と喜んでいた。
























