【ベルリン共同】ドイツ東部で昨年12月1日、連邦軍が弾道ミサイル迎撃システム「アロー3」のレーダー施設の約100メートル上空を飛行する無人機3機を確認し、ライフル銃で撃ち落とそうとしたが失敗したことが明らかになった。北ドイツ放送などが今月6日、軍の報告書の内容として報じた。

 アロー3は弾道ミサイルを大気圏外で迎撃するシステムで、イスラエルが米国と共同開発。ドイツがイスラエルから約40億ユーロ(約7300億円)で購入した。

 ロシアのウクライナ侵攻後、ドイツでは軍事施設や重要インフラの上空で不審な無人機の目撃情報が急増し、2025年だけで千件以上に上った。治安当局はロシアが背後にいる可能性が高いとみている。