日本維新の会は7日、所属する兵庫県内の地方議員4人が、一般社団法人の理事に就くことで国民健康保険料の支払いを逃れ、割安な社会保険に切り替えていた疑いに関する調査の中間報告を公表した。4人の関与を認め、「国保逃れの脱法的行為と捉えられる」として処分を検討する。
報告によると、問題となった社団法人は京都市に事務所を置く「栄響連盟」。兵庫県議の長崎寛親氏と赤石理生氏、尼崎市議の長崎久美氏、神戸市議の南野裕子氏の4人が過去、同連盟の理事に就いていた。
長崎市議は夫の長崎県議に、他の3人は同連盟の代表理事や元代表理事から紹介を受けて加入したという。
4人は党の調査に対し「理事として一定の業務を行い、国保逃れになるとの認識はなかった」などと説明しているというが、維新は報告で「議員報酬よりも著しく低額な役員報酬を基準とした社会保険料しか支払っていない」として、「国保逃れの脱法的行為と捉えられ、国民の納得感は得られない」と指摘した。一方、組織的関与は否定した。
中司宏幹事長は「党として社会保険料の改革を進める中、大変残念に思う」と陳謝。今後さらに調査を進め、処分を検討する。(名倉あかり)
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維新の吉村洋文代表は同日、大阪府庁で記者団に「現時点では国保逃れとみられる悪質なものだと感じている。事実関係を確定させ、許されないものだと判断すれば厳しく処分する」と述べた。























