訓練用のケージに放たれるトキ=3日午前、新潟県佐渡市(環境省提供)
 訓練用のケージに放たれるトキ=3日午前、新潟県佐渡市(環境省提供)

 環境省は3日、能登半島で予定する国の特別天然記念物トキの放鳥に向けた約3カ月間の訓練を、佐渡トキ保護センター(新潟県佐渡市)で始めた。放鳥候補の1~13歳のトキ18羽が、訓練用のケージに放たれた。石川県羽咋市で5月31日に放鳥する予定で、本州でのトキ放鳥は初めて。

 ケージはサッカー場ほどの広さで、里山の環境を模している。飛ぶ力や餌を取る力などを養うことを目指す。訓練開始前には、職員らがトキに衛星利用測位システム(GPS)や個体識別用の足輪を付けた。

 佐渡自然保護官事務所によると、放鳥候補は20羽だが、うち2羽に体重の減少が見られ、3日の訓練開始を見送った。