記者会見する参政党の神谷代表=4日午後、国会
 記者会見する参政党の神谷代表=4日午後、国会

 参政党の神谷宗幣代表が政権へ対決姿勢を強めている。これまでは高市早苗首相の保守的な政策に同調する場面も目立ったが、自民党が圧勝した衆院選から姿勢が変化。首相が主導する「社会保障国民会議」の枠組みから事実上排除されたことで不満が募り、対立は決定的となった。他の野党と連携を強める構えだ。

 神谷氏は4日の記者会見で「自民が衆院選に勝って力を持ち、国民の支持があることは認める。でも何をやってもいいというわけではない」と首相をけん制した。

 「政策が近い」として首相に好意的だった神谷氏。ただ衆院選で自民が300議席を超す大勝を収め、参政が15議席に終わると「向こうは数が十分にあり、われわれの数はそれほど必要ではないだろう」と距離を置き始めた。

 消費税減税や給付付き税額控除を協議する社会保障国民会議を巡っては、消費税の段階的廃止を主張する参政に、与党は参加を打診しなかった。神谷氏は2月26日、記者団に「口では野党の声を聞くと言うが、出口ありきの進め方だ」と強い不満を口にした。