ベルリン郊外での軍の訓練で話すドイツのピストリウス国防相=6日(ロイター=共同)
 ベルリン郊外での軍の訓練で話すドイツのピストリウス国防相=6日(ロイター=共同)

 【ベルリン共同】ドイツのピストリウス国防相は、日本と安全保障政策の連携を強化し、防衛装備協力などを念頭に日本との新たな協定の締結に意欲を示した。21日からの訪日を前に共同通信の書面インタビューに応じた。インド太平洋地域での演習に過去最大規模の空軍部隊を派遣すると説明。22日の小泉進次郎防衛相との会談では、イラン情勢も集中的に協議する考えを示した。

 ドイツではウクライナ侵攻を続けるロシアと中国や北朝鮮が連携を強化していることを受け、欧州とインド太平洋地域の安保は不可分との認識が強まった。ドイツは近年、日本を含むインド太平洋地域に艦船や戦闘機の派遣を続けてきたが、規模を拡大し、安保貢献への姿勢を鮮明にする。

 ピストリウス氏は、自衛隊とドイツ軍が物資などを融通し合う物品役務相互提供協定を日独が2024年に締結したことを、防衛協力の「重要な節目」だと評価した。安保に関する新たな協定に発展する「可能性は大いにある」と述べた。特に防衛装備分野に注目していると言及し「さらなる協力」に期待を示した。