トヨタ自動車グループのトヨタ不動産などの陣営は24日、トヨタの源流企業、豊田自動織機の非公開化に向けた株式公開買い付け(TOB)が成立したと発表した。買収総額は約5兆9千億円になる。調査会社レコフデータ(東京)によると、日本企業同士の買収案件で過去最大。短期的な業績評価に縛られずに中長期的な視点で迅速に投資をしやすくし、グループの成長を図る。
買収総額はトヨタが保有する豊田織機株の取得費を含む。5月中旬ごろの臨時株主総会を経て東京証券取引所プライム市場と名古屋証券取引所プレミア市場から上場廃止となる。
TOBはトヨタ不動産が設立した持ち株会社を通じて1月15日~3月23日に実施し、63・60%の応募があった。成立に必要な42・01%を上回り、TOBに応募しないトヨタ保有分と合わせ、非公開化で想定する特別決議が可能な3分の2を確保した。
非公開化に合わせ、豊田織機は保有するデンソーなどグループ4社の株式を各社に売却し、持ち合い関係を解消する。























