【ワシントン共同】米連邦高裁は12日、各国・地域への10%の代替関税を違法とした国際貿易裁判所の判決について、高裁が上訴を審理する間、一時的に執行を差し止めるとの判断を下した。当面、代替関税は維持される。

 貿易裁は7日、原告の企業2社と一部の州についてだけ、政権による関税の徴収を差し止めるよう命じた。他の事業者に対する代替関税は継続された。ただトランプ政権は高裁に提出した文書で、貿易裁の判決を受け、他の事業者も同様の訴えを起こす可能性が高いと主張。貿易の不均衡に対処する政権の政策の進展を「損なうことになる」などと訴えた。