日本舞踊を再開した万理沙ひとみさん(左)。山村友五郎さんの指導を受ける=大阪市中央区、山村流稽古場
日本舞踊を再開した万理沙ひとみさん(左)。山村友五郎さんの指導を受ける=大阪市中央区、山村流稽古場

 尼崎JR脱線事故で脚に大けがを負った元タカラジェンヌの万理沙(まりさ)ひとみ(本名・川井みな子)さん=宝塚市=が、後遺症を抱えながらも昨年、約30年ぶりに日本舞踊(日舞)を再開し、17日、大阪で事故後初めて舞台に立つ。いまだに正座やしゃがむことはできず、「二度と踊れない」と思った時期もあったが、「元タカラジェンヌとして恥ずかしくない姿をお見せしたい」と稽古に励んでいる。(小尾絵生)

大阪で17日、事故後初めて舞台に

 川西市出身で、祖母、母と3代続くタカラジェンヌ。1989年に宝塚歌劇団に入団し、娘役として星組で活躍。98年に退団後はカルチャースクールで歌の講師を務めるなどしていた。