日本原燃は25日、青森県六ケ所村のウラン濃縮工場で保管する劣化ウランについて、2028年12月に満杯となる現状の保管方法を変更し、貯蔵容量を増やす計画を明らかにした。劣化ウランを利用する予定のプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料加工工場の完成遅れが理由で、7月に原子力規制委員会に事業変更を申請する。
原燃によると、劣化ウランはウランを濃縮する過程で発生する。現状は鋼鉄製の容器に入れ、貯蔵室内で1段と2段積みで保管しており、最大貯蔵量は計1222本。変更後は容器を全て2段積みとし、計362本分の保管場所を新たに確保する。満杯の予定時期は35年1月まで延びる。
劣化ウランは、MOX燃料の原料に使う計画だが、MOX燃料加工工場や前提となる使用済み核燃料再処理工場の完成延期が続いており、めどは立っていない。原燃は、再処理工場の26年度中の完成を目指している。























