横綱審議委員会後に記者会見する大島理森委員長=25日、両国国技館
 横綱審議委員会後に記者会見する大島理森委員長=25日、両国国技館

 日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)は25日、東京・両国国技館で定例会合を開き、夏場所を2横綱2大関が休場した事態を受け、大島理森委員長(元衆院議長)は協会側に対策を求めたことを明らかにした。「誠に残念である。なぜ休場が多かったのかを分析して、制度も含めながら研究していただきたい」と述べた。

 横綱大の里と大関安青錦は全休し、横綱豊昇龍と大関琴桜は途中休場した。八角理事長(元横綱北勝海)は「大変申し訳ございません」と陳謝したという。大島委員長は本場所以外に行われる年4度の巡業などの過密日程を指摘。委員からは「毎日のように満員御礼だったとしても、強い相撲の闘いが薄れていくと、相撲全体の人気がどうなるか心配だ」と憂慮する声も上がった。

 大島委員長は両横綱に対して「体づくりをすることも横綱の責任。これを乗り越えて、名古屋場所で頑張っていただきたい」と奮起を求めた。夏場所で優勝同点の12勝を挙げた大関霧島については「次の場所を見なければ分からない」とした。