洞窟で作業する救助隊員(手前の2人)と、閉じ込められた地元男性ら=29日、ラオス中部サイソンブン県(AP=共同)
 洞窟で作業する救助隊員(手前の2人)と、閉じ込められた地元男性ら=29日、ラオス中部サイソンブン県(AP=共同)

 【バンコク共同】ラオス中部サイソンブン県で、大雨で増水した洞窟内に20日から閉じ込められていた地元男性7人のうち5人が、29日から30日にかけて潜水士に救出されて生還した。地元メディアが伝えた。救助隊は残る2人の捜索を続ける。

 ラオスメディアなどによると、5人は洞窟の入り口から約300メートル奥の浸水を免れた部分で生存していることが27日に分かり、救助隊が救出に適した気象条件が整うのを待っていた。救助隊員の一人は「洞窟内の95%を既に捜索したが、残る2人の手がかりはつかめていない」と話した。

 救助隊にはタイとフィンランドの潜水士計3人も参加。2018年にタイ北部の洞窟でサッカーチームの少年ら計13人が同様に約2週間閉じ込められ、奇跡の生還を果たした時の救出劇で活躍したメンバーで、タイや各国メディアが今回の救出活動も報じて注目が集まっている。