論文のコピー&ペースト部分を判別し紫色で表示する判定システム「プディンAI」の画面(ヴァラールインテリジェンス提供)
 論文のコピー&ペースト部分を判別し紫色で表示する判定システム「プディンAI」の画面(ヴァラールインテリジェンス提供)

 人間が書いた論文か、生成人工知能(AI)が書いた論文かを判定するシステムを、AIベンチャー「ヴァラールインテリジェンス」(大阪市)が開発した。システムのサイト上で文字を入力した際の速度やスペルミスなどの「人間らしさ」を解析。コピー&ペースト(貼り付け)やAIが書いた論文を検知する。九州大が授業で試験導入したほか数十の大学が導入を検討している。

 大学生らは、判定システム「プディンAI」のサイト上で、論文や課題の文章を入力して提出する。システムには、執筆開始時刻や文字を打つスピード、書き直した部分などが時系列で記録される。

 検証ボタンを押すと、何時何分何秒にどの文字を打ち込んだのかが表示され、執筆にかかった合計時間も示される。人間が間違いやすいスペルや、文章を考えて止まっている時間、執筆に要すると予想される時間など約200の項目でAIが検証する。

 生成AIで作成した文章を貼り付けると、入力にかかった時間が極めて短くなるため、人間が記入したものではないと判定する。