福岡市が、市立の小中高などの教室で定期実施が義務付けられている衛生検査のうち、粉じんや一酸化炭素など12項目の検査をせず、長年放置していたことが分かった。法令で2009年以降、検査が求められていた。健康被害は確認されていない。市教育委員会が16日、明らかにした。
衛生検査は、学校保健安全法に基づき、毎年1回以上実施するよう定められている。粉じんや一酸化炭素のほか、トルエンやキシレンなどの有機化合物がどの程度あるか、まぶしさや騒音などの検査をしていなかった。二酸化炭素や湿度の検査は実施しており、今後は実施項目の増加を検討するとしている。
市教委は、新型コロナウイルス禍を受けて検査項目が拡大された23年には、未実施項目があると認識。未実施の経緯は不明としている。
25年に初めて実施したダニの検査では、市立学校計69校の放送室や保健室計31カ所で、国の基準値を上回るダニを確認した。
























