マダニが媒介する感染症の発生が、全国で急増している。致死率10~30%とされる重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、2025年に過去最多の患者数を記録。全数把握が始まった13年から約4倍になった。日本紅斑熱の25年の患者数も、10年間で約3倍に。マダニは春~秋に活動が盛んになるといい、各地の保健所は、レジャーや農作業のために野外で活動する際は、肌の露出を少なくするなどの対策を呼びかける。
マダニの大きさは3~8ミリ。シカ、イノシシなど野生動物のいる環境のほか、民家の裏山や庭、畑、田んぼのあぜ道にも生息する。
人や動物に吸い付くと、取り除かなければ、数日から10日以上にわたって吸血し、10~20ミリの大きさになる。ウイルスや細菌を保有したマダニに刺されると、SFTSや日本紅斑熱などに感染する恐れがある。
























