選挙集会に参加したグラム・プラトナー氏=6月、米東部メーン州(ロイター=共同)
 選挙集会に参加したグラム・プラトナー氏=6月、米東部メーン州(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米ニュースサイト、ポリティコは6日、11月の中間選挙の連邦上院選で東部メーン州の野党民主党候補となった新人グラム・プラトナー氏が約5年前、当時の交際相手の女性に同意のないまま性行為を強要したと報じた。プラトナー氏は「事実無根だ」と否定したが、選挙戦への影響を見極めるとして撤退する可能性を否定していない。

 メーン州は与党共和党と民主党の勢力が拮抗。民主党は上院多数派奪還に向け重視しており、プラトナー氏のスキャンダルは痛手だ。同州の民主党指導部は報道を受け、撤退を要求した。

 プラトナー氏はカキ養殖業者で、労働者階級出身をアピールして民主党主流派を公然と批判。党内急進左派の期待を集め、主流派候補を撤退に追い込み、6月の予備選で勝利していた。一方、これまでも女性へのモラハラや過剰飲酒などの醜聞が続出し、本選での戦いを不安視する声が出ていた。

 ポリティコによると、プラトナー氏は2021年、泥酔した状態で女性宅に行き、無理やり性行為に及んだ。翌日朝、プラトナー氏は何をしたか記憶がなかった。