「五ケ瀬ハイランドスキー場」=宮崎県五ケ瀬町(同町提供)
 「五ケ瀬ハイランドスキー場」=宮崎県五ケ瀬町(同町提供)

 宮崎県五ケ瀬町の小迫幸弘町長は7日、日本最南端のスキー場「五ケ瀬ハイランドスキー場」の営業を続けることを断念し、廃止する方針を表明した。来場者数の低迷が続き、町の財政支援が増加している他、人工雪関連の設備などが老朽化しているとし、施設を適切に維持運営していくことが困難になったとした。今冬は営業しない見通し。

 スキー場は町が出資する第三セクターが運営。昨季の入場者数は約1万5千人と過去最低となり、継続するかどうか検討を進めていた。

 スキー場は、1990年12月に開業した。全長約1キロの初中級コースや、家族で雪遊びを楽しめる「ファミリーゲレンデ」があり、ゲレンデ最上部の標高は約1600メートル。ピーク時の来場者は、夏シーズンと合わせて10万人を超えていた。

 2022年9月の台風14号の影響でリフト乗り場へ通じる道が崩落して営業を休止。24年12月に営業を再開していた。