衆参両院は7日、政府が皇室典範改正案の要綱を各党派に説明した6月25日の全体会議の議事録を公開した。野党が旧11宮家の養子の子は皇位継承権を持つのかと質問したのに対し、政府の担当者は「現在の皇室典範の解釈通りになる」と述べるにとどめ、明言しなかった。

 政府が25日の全体会議で示した改正案要綱は、養子皇族の子孫に関し「皇族としての地位は実方の系統による」と記した。社民党の福島瑞穂氏が「これは養子になった子どもは皇位継承権を持つことまで含むのか」と2回にわたり確認を求めたが、山崎重孝内閣官房参与は「現在の皇室典範を前提とした最小限の改正をしている」などとして、明確にはしなかった。