栃木県足利市の土砂崩れが起きた現場=18日午後
 栃木県足利市の土砂崩れが起きた現場=18日午後

 太平洋から湿った空気が入り込み、気温が上昇して大気の状態が不安定になった影響で栃木、群馬両県では17日夜、局所的に豪雨となった。住宅の浸水や道路冠水などの被害が相次ぎ、栃木県足利市小俣町では2階建て住宅の裏手の山が崩れて土砂が1階に流れ込み倒壊。18日午後、現場で女性が発見されたが容体は分かっていない。市によると、60代の夫婦と連絡が取れていない。

 倒壊の現場はJR両毛線小俣駅から北西約300メートルの住宅が点在する地域。17日午後10時ごろ「土砂が崩れて家が倒れている」と119番があった。

 気象庁によると、栃木県南部ではレベル4土砂災害危険警報が出た。足利市では17日午後10時10分までの6時間雨量が204・5ミリに達し、観測史上1位を記録した。

 足利市によると、冠水した道路で車が立ち往生し、乗っていた40代女性が搬送された。命に別条はない。県によると18日午後9時時点で、足利市では倒壊した家屋を含め165棟の住宅などで浸水などの被害を受けた。栃木市でも住宅3棟の浸水被害が確認された。