【マニラ共同】東南アジア諸国連合(ASEAN)は22日、フィリピンの首都マニラで、米国や中国と個別の外相会議を相次いで開いた。米国のルビオ国務長官と中国の王毅外相はそれぞれ、ASEANとの協調姿勢を前面に出し、自国への取り込みを狙った。
東南アジア諸国では、米国の関税措置や中東政策を巡る不信が拡大。中国に対しても、南シナ海での覇権主義的行動や潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)発射実験に反発が出ている。
ルビオ氏は外相会議で、エネルギー安全保障や重要鉱物のサプライチェーン(供給網)構築で連携を強化する意向を示した。イランによるホルムズ海峡の事実上の封鎖に触れ、航行の自由がなければ「世界経済は脅威にさらされる」と訴えた。
王氏は中国とASEANの貿易や人的交流の成果をアピールした。
ルビオ氏はフィリピンメディアへの寄稿で、東南アジア周辺の海上輸送の要衝が「商業を地政学的な武器として用いる勢力の支配下に入れば、米国もASEANも新たな脅威に直面する」とし、中国への過度な接近にくぎを刺していた。
























