ペルー大統領への就任を控えるケイコ・フジモリ氏=15日、リマ(ロイター=共同)
 ペルー大統領への就任を控えるケイコ・フジモリ氏=15日、リマ(ロイター=共同)

 【リマ共同】6月のペルー大統領選決選投票で勝利した日系3世の右派ケイコ・フジモリ氏(51)が28日(日本時間29日)、大統領に就任する。日系人としては父の故アルベルト氏に続いて国家運営を担い、日本や米国との関係強化を図る構えだ。任期は5年。

 フジモリ氏は28日に首都リマの外務省トーレタグレ宮で各国首脳らと面会した後、国会で開かれる就任式典に臨む。

 日本からは堀井巌外務副大臣が出席。ランドー米国務副長官やスペイン国王フェリペ6世のほか、アルゼンチンのミレイ大統領、エクアドルのノボア大統領ら中南米各国の首脳も参加する予定。

 フジモリ氏は山積する課題に結果を出すことが求められる。治安対策では警察の強化や軍の投入を掲げ、不法移民の追放も主張。格差是正に取り組む姿勢も強調し、中小企業支援や教育の充実などを提唱している。

 また、ペルー沖で海面水温の高い状態が続くエルニーニョ現象が2年ぶりに発生する中、豪雨や干ばつに備えたインフラ整備など災害対策にも力を入れる考えだ。

 フジモリ氏は4度目の挑戦で勝利した。