【ワシントン共同】米議会上院は7日、ウクライナ侵攻を続けるロシアへの制裁法案を賛成多数で可決した。ロシア産の原油、天然ガスの購入量が多い上位5カ国からの全ての輸入品に、米国が最大100%の関税を課すことが柱。ロシア産エネルギーを多く輸入する中国やインドに圧力をかけ、ロシアの戦費を支える資金源を絶つ狙い。下院で審議する。
欧米メディアによると、ロシア産原油の輸入が多い上位5カ国は中国、インド、スロバキア、ハンガリー、アゼルバイジャン。天然ガスは中国、フランス、日本、ハンガリー、ベルギー。
ただ天然ガスの輸入量がロシアの輸出量全体の15%未満にとどまり、輸入の削減に向けた措置を講じている国には例外を認めた。これにより、日本やフランスなどは除外されるとみられている。
米通商代表部(USTR)は、180日ごとに輸入量の上位5カ国を見直す。大統領が米国の国益にかなうと判断すれば、制裁を免除できる規定も盛り込まれ、トランプ大統領が対象国との交渉材料として関税を活用する余地が残された。
























