【パリ共同】スペイン内務省は7日、入国審査を撤廃したシェンゲン協定の適用をスペインとの間で一時停止したイタリアに対し、8日から9月7日まで同様の対抗措置を取るとの声明を出した。スペインメディアが伝えた。両国の関係は一層悪化しそうだ。

 スペインの空港や港でイタリア人への国境検査を再開。バカンスシーズンの観光客に混乱を招く可能性がある。

 アフリカ大陸にあるスペイン領の飛び地セウタに陸続きのモロッコから多数の移民が押し寄せたことを受け、イタリアは7月31日、協定適用の一時停止を表明していた。

 スペイン政府は別の声明でイタリアの措置を「差別的だ」と指摘。「スペインを他の欧州市民と同様に扱うよう強く求める」と訴えた。