寿美花代さん
寿美花代さん

 元宝塚歌劇団トップスターで、映画やテレビで幅広く活躍した俳優の寿美花代(すみ・はなよ、本名高嶋節子=たかしま・せつこ)さんが3日午前4時43分、老衰のため死去した。94歳。兵庫県西宮市出身。家族で密葬を行った。お別れ会などは行わない。夫は俳優の故高島忠夫さん、息子の高嶋政宏さん、政伸さん兄弟も俳優。

 1932年生まれ。芦屋高等女学校を経て、48年に宝塚歌劇団に入団。「猿飛佐助」で初主演し、星組男役のトップスターとして活躍した。63年に退団後は俳優として映画、テレビに舞台を移した。代表作に映画「新源氏物語」「蝶々夫人」などがある。

 退団の年に神戸市東灘区出身の高島忠夫さん(2019年死去)と結婚。おしどり夫婦で知られ、2人で司会を務めた料理番組「ごちそうさま」は25年以上続いた。忠夫さんがうつ病となった際も、献身的な看病で復帰を支援した。一家そろってCMやテレビ番組に出演するなど“高島ファミリー”として親しまれた。

 兵庫にも度々足を運び、94年に旧兵庫県村岡町(現香美町)で開催された全国植樹祭では夫婦で司会を務め、2014年の宝塚歌劇団100周年式典にも出演した。