北朝鮮のKN23と断定されたミサイルの残骸=2024年1月、ウクライナ・キーウ
 北朝鮮のKN23と断定されたミサイルの残骸=2024年1月、ウクライナ・キーウ

 【キーウ共同】ロシアの侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は8日、北朝鮮が3万~5万人の兵士をロシアに派遣することが両国間で決まったと述べた。ウクライナのテレビ番組「統一ニュース」で語った。情報を入手した方法については明らかにしなかった。

 ウクライナ国防省情報総局は北朝鮮がロシアに弾道ミサイル40発を供与し、ミサイル部隊約90人の派遣を開始したとの情報も得ており、両国の軍事協力が加速している可能性がある。

 ゼレンスキー氏は、北朝鮮がロシア軍との協力を通じて現代戦の経験を積むことで「アジア諸国にとっても脅威になる可能性がある」と警告。北朝鮮と対峙してきた韓国に対し、ウクライナと緊密に協力するよう呼びかけ、防空システムで支援を得たいと語った。

 ゼレンスキー氏は7月下旬、ロシアが北朝鮮に3万人の追加派兵を求めており、ロシア南部ボロネジ州で6月から受け入れ準備を進めていると主張していた。

 北朝鮮は短距離弾道ミサイル「KN23」や「KN24」を提供し、侵攻を支援している。