トヨタ自動車は26日、災害時の停電を想定し、ハイブリッド車(HV)「プリウス」や燃料電池車(FCV)のバスから家電などに外部給電する仕組みを報道公開した。9月1日の防災の日を前に熊本地震の被災地でも貢献した機能を紹介した。自家用車で給電できる場合があることを周知し、活用を促す狙い。

 トヨタ博物館(愛知県長久手市)で、プリウスのシステムにより扇風機に給電する様子を披露した。停車中、スイッチ操作など所定の手順を踏むと、追加装備不要で車内のコンセントから送電できる。担当者は、HVの給電機能があまり知られていないとして「使い方を広めていきたい」と訴えた。