過去約30年間の夏場に起きた主な地震72件の被災地を対象に、発生から1カ月間の猛暑日数を調べると、今年の熊本地震が25日で突出して多いことが29日分かった。避難生活や家屋を片付ける環境は厳しさを増し、迅速な復旧を妨げている。気温上昇は近年著しく、猛暑を前提とした備えが必要となる。
共同通信が気象庁の資料に基づき、1996年以降の人的被害を伴う全国の地震194件のデータを分析した。6~9月に発生した地震72件の被災地で、猛暑日を1日以上観測したのは16件あった。10~5月発生の地震では猛暑日は観測されなかった。
震源に最も近い気象観測地点を原則として、発生から1カ月間に最高気温35度以上を記録した日を数えた。最大震度7の今回の熊本地震は熊本県甲佐町の観測地点の7月28日~8月27日を調べた。
その結果、猛暑日数は熊本地震が25日で最多。2017年7月の鹿児島湾地震(11日)、24年8月の神奈川県西部地震(7日)が続いた。
























